#01学校で。
ユニバーサルデザイン、総合的な学習、探究、ものづくりなどとつなげた授業やワークショップを考えます。
空想工作実験室




子どもたちが、誰かの世界を想像する。手を動かして、まだないものをつくる。
そして、もう一度考えてみる。
「もしも?」という問いから、考える・つくる・試す時間をひらく
子どもと家族のための工作実験室です。
セシオン杉並で「小さな工作会」を開催しました。
阿佐ヶ谷美術専門学校で「夏のお手伝い発明ワークショップ」を開催しました。
自分とは少し違う誰かのこと。
もしも、こんなものがあったら?
いつもは気づかなかった小さな困りごとや、
身近な「あたりまえ」のこと。
「もしも」という言葉から、
世界を見る角度を少し変えてみます。

段ボール、紙、テープ、ひも。いろいろな廃材を使って、思いついたアイデアをまずは形にしてみます。
うまくいかなかったら、つくり直してもいい。途中で考えが変わってもいい。完成することよりも、発想して、つくって、試して、また考える時間を大切にします。moshimoは正しい答えを、つくる場所ではありません。

大人が答えを渡せば、きれいな作品はできるかもしれません。
でもmoshimoで見たいのは、「どうしようかな」と考えている時間です。少し待つ。問いかける。必要なときだけ、小さなヒントを渡す。すぐにつくり始める子、じっくり考える子、言葉より形で伝える子。それぞれの入り口から動き出します。その子なりの答えが出てくるまで、できるだけ見届けます。

工作をしている子どもの隣には、家族がいます。
「そんなこと考えてたんだ」「いつもなら手伝っていたけれど、今日はちょっと待ってみよう」。
子どもの作品を見ることから、子どもの「考えている途中」を見ることへ。
moshimoで過ごした時間が、家に帰ったあとにも少しだけ続いてくれたら。
特別じゃない普通の毎日の中でも、ふっと顔を出す。
そんな時間まで含めて、moshimoでいたいと思います。
誰かの困りごとを想像することも、
「こうだったらもっと楽しいかも」とまだないものを考えることも、
同じところから始まります。
正解を覚えるのではなく、自分とは違う世界を想像し、
自分なりの考えを外に出してみる。
その小さな経験を重ねていきます。
moshimoで大切にしているのは、ひとつの完成形へまっすぐ進むことではありません。発想する。形にする。試してみる。誰かに伝える。その間を行き来しながら、自分で考える時間をつくります。
「もしも○○だったら?」から、いろいろな立場や状況を想像し、自分なりの問いやアイデアを見つけます。
紙、段ボール、廃材など、身近な材料を使ってまず形にします。手を動かすことで、頭の中だけでは見えなかったことが見えてきます。特別な材料じゃなくても、身のまわりにあるものから『何かできないかな?』と考えられることを、大切にしています。
つくって終わりではなく、使ってみる、見てもらう、動かしてみる。気づいたことから、もう一度変えてみます。
作品や考えを誰かに伝え、自分とは違う見方に出会います。言葉だけでなく、形や色、動きで伝えることも大切な表現です。
なぜ、それをつくろうと思ったんだろう。
どこで迷ったんだろう。
何をやり直したんだろう。
つくる前と、つくったあとで、何が変わったんだろう。
工作の途中には、完成した作品からだけでは見えないことがあります。
moshimoでは、そんな小さな変化もできるだけ残していきます。
そしていつか、moshimoにいないときにも、
『もしも?』と考えてみることが、その子の中に残っていたら。
それも、この場所から持ち帰ってほしいもののひとつです。
2026年7月、阿佐ヶ谷美術専門学校で18名の子どもたちと工作をしました。その一週間後には、5名の小さな場をつくりました。
場の大きさが変わると、見えるものも変わりました。一度会っただけでは分からなかったこと。もう一度会ったから気づけたこと。
moshimoは、単発の楽しいイベントだけでなく、同じ子どもや家族ともう一度会える活動へ、少しずつ育てていきたいと考えています。
「また、もしもに行こう」。
そんなふうに言ってもらえる場所をつくれたらと思っています。
地域のお店から材料をもらったり、まちの人の小さな困りごとを聞いたり、学校や文化施設と一緒にテーマを考えたり。子どもを「教えてもらう人」だけではなく、一緒にまちを考える人に。
そしてこの時間を、いろいろな場所へ。この活動を、つくる方法はひとつではありません。いろいろな支え方を組み合わせながら、子どもたちのまわりにとどけていきます。
#01ユニバーサルデザイン、総合的な学習、探究、ものづくりなどとつなげた授業やワークショップを考えます。
#02自由に発想し、じっくりものづくりに取り組める場を。単発だけでなく、継続型のプログラムも一緒に考えます。
#03地域の困りごと、素材、場所、人をきっかけに、「もしも、このまちが○○だったら?」を子どもたちと考えます。
#04企業や団体が持つテーマや技術を、子どもの問いへ。決まったプログラムを持ち込むだけではなく、その場所だからできるmoshimoを企画設計から一緒につくります。
学校・行政・文化施設などの事業として。
地域や企業・団体との共同企画として。
助成・協賛、材料や技術の提供などで。
子どもと家族が活動に参加することで。
これまでに実施したmoshimoの活動の一部をご紹介します。完成した作品だけではなく、子どもたちが問いを立て、迷い、試し、考え直していく過程もあわせて見えてくるよう、写真を絞って掲載しています。
問いを考える → 工作する → 試す・考え直す → 共有する。学校・教育施設・文化施設等で実施しています。





第3回
少人数で継続して会うことで、一人ひとりへの問いかけを変えられることが分かりました。
完成した作品だけではなく、「迷う」「試す」「考え直す」という過程にも、その子らしさが表れていました。





第2回
子どもたちは、相手の困りごとを想像すると、大人が思っている以上に自由な発想を見せてくれました。一方で、アイデアは浮かんでも形にする難しさを感じる子もいました。
この経験から、「一度だけのワークショップではなく、継続して関わることで、その子らしい発想を育てていく場が必要なのではないか」という新しい問いが生まれました。





第1回
想像して工作するってたのしい。ユニバーサルデザインという少しむずかしいテーマでも、身近な困りごとを想像し、工作に置き換えることで、子どもたちは自分なりの考えを自由に表現してくれました。

moshimoをつくっている人。
グラフィックデザイナー/LITTLE BY LITTLE代表
空想工作実験室 moshimo 主宰
デザインの仕事を続けながら、小学校でのユニバーサルデザイン授業や、子ども・福祉に関わる実践を重ねています。子どもたちの「考えている途中」を見届けることを大切に、moshimoを企画・運営しています。
プロフィールを詳しく見る →その子の頭の中に浮かんだ、
「こうだったらいいのに」が、
安心して、外の世界に出てこられる場所です。
それ、面白いね。
どうしてそう思ったの?
じゃあ、もう少しやってみようか。
そんなやりとりが、少しずつ増えていく場所をつくりたいと思っています。

学校・教育機関、行政・文化施設・地域、企業・団体、助成・協賛をご検討のみなさまへ。